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Nice Fall

今回得たものは?

さすがに体力的にきつい!!Unity1weekのゲームを全プレイさせていただき、できるだけ紹介させていただきすごく楽しく過ごしました。

テーマのとらえ方は人それぞれで品質も人それぞれ、いろいろあっていいお祭りです。

批判を覚悟で言うと、短納期のゲームジャムでは、ある程度の粗さは『祭りの花』と私は思っています。高い品質のものもとても楽しんでいますが、『試しに作ってみた』『初めてやってみた』というゲームも非常に興味深く、粗さを共有してくれることに喜びを感じています。

私も基本的には遅刻しない主義なので、粗いまま投稿しています。実力の問題もありますが。修正は全部プレイを完了するまで行いません。『ここを粗くするとこんなにゲームは不便になるんだぁ』など感じていただければお互いのプラスになるのかな、と思います。やさしく厳しく接してあげてください。

さて、ブログで何回同じゲームの話をするのか、本当に申し訳ないのですが、Twitter上では皆さんの紹介を中心にしているので、自分のゲームの話をします。日記みたいなもんです。

本日、5月9日時点でお祭りはまだ終わておりません。Ludum dareもU1Wも。ですが、すでに大きすぎる収穫を得ており、今後の心の持ちようにもつながるので記録。

①致命的なバグの発見

正直、ほっといちゃあ、いけねえ奴が見つかりました。というか、すでに知ってました。NiceFallはプレイヤ同士で競い合うゲームですが、理不尽にコントロールが不能になる箇所がプレイ環境によって発生します。

壁に接した状態でジャンプをするとまれに動かなくなる時があります。実は投稿10分前に別のPCで試してすでに知っていました。発生頻度もまれで、プレイ環境にも依存し、すべてのプレイヤに影響するわけではないので、お祭り参加を優先しそのまんま投稿。当時原因も分からなかったです。

1週間たって頭がクリアになりようやく答えが見つかり、全プレイを完了したので修正できました。残念だけどこのエラーは、深刻でゲームジャムでなければリリースしないレベル。本当に多くのプレイをしていただいた方には失礼なことをしてしまいました。

原因は、天井にプレイヤが頭をぶつけた時にジャンプを止め落下するというギミックをいれているのですが、横の壁に接した際にも発動し、ジャンプを禁止していたことでした。

これ、2Dゲームを作っている以上は、同じ現象をまた発生させる現象であり、シリアスに受け止めるべきなのですが、ゲームジャムでこの現象に出会えたのはものすごくラッキー。本当に運がよかったと思います。おそらくもう二度とこのミスはしないでしょう。細部に宿る悪魔をまた、一匹除去しました。しかも根強いやつ!!

②2Dプラットフォーマのキャラ操作を整理できた

今回のNiceFallは、プレイヤは移動するだけです。攻撃ボタンはありません。それゆえ、ほかの味付けを一切気にせずキャラの移動に没頭できました。

横移動、ジャンプについてプレイヤが単純に当たり前と思うことに、とにかくこだわりました。攻撃やレベルデザインによってはそのまま転用することはできない設定ですが、基本となるものを抑えられたと思います。

例えば、自身のキャラクタが近接攻撃を使用する場合、今回の横移動は早すぎるでしょう。(敵キャラに対し自キャラがツヨツヨのケース)プレイヤは攻撃をミスして敵にぶつかることがないようスピードを調整する必要があります。

例えば、敵の攻撃が弾幕に近い場合(自キャラに対し敵キャラがツヨツヨのケース)、ジャンプ中の横移動はもう少し早く、その他の移動はもう少しゆっくりであるべきと思います。自キャラを目で追いやすく、攻撃をかわしやすく。

例えば、プラットフォームをジャンプすることを中心としたレベルデザインの場合(ゴールまでチャレンジングな設計のケース)、プレイヤのジャンプは、もう少し低くするべきでしょう。難しさの調整の意味と、着地の地点をフレームアウトさせないために。

そのほかにも、スピードアップアイテムがあるケース、ダッシュボダンがあるケース、プレイヤがレンジアタックを持っているケース、マントを羽織っているケースなど結局、調整が必要です。

ただ、今回はそれらが一切ないゲームを作ったので、本当のベースとなりえるものを作れたと思います。

③競争する楽しさを改めてかみしめた

実際、競争はストレスです。ゲームにもストレスは必要ですが嫌いな人もいるでしょう。うまい人には絶対勝てない設計がレースゲームの着点で、それを何とかするという行為が本当に楽しかったし、意味があったともいます。接戦を演出するという事、これを開発する側が用意してあげれば対戦ゲームの楽しさは保証されるものかも知れません。たぶん、私はNiceFallの中に『楽しさ』を演出するギミックは作っていないと思います。楽しいと感じてくれた方は、きっと一緒にプレイした方が楽しい方だったり、想定した方が楽しい方だったのだと思います。

対戦ゲームはずるいです。プレイ中のコミュニケーションは開発の設計に組み込むことができないのに、確実に存在し楽しさをつくる最大の要素だからです。残念ながら私がご用意したのは、その土俵だけ。

これは何年も前から思っていた私のゲームに対する概念で、今回はそれそのものを形にできたと思います。もし、このゲームを面白いと思ってくれた方がいたとしても、残念ながら面白いのは私のゲームではなく、プレイヤさんとその友達です。

④おふざけ要素を入れられなかった

Ludum dareに出す都合もあり、言語障壁があったのかもしれません。ちょっとこれは後悔。お祭り終わる前に何か一つ加えてアップデートします。すんごいくだらないやつ!!

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Nice Fall

Nice Fall作りました

2種類のゲームジャムに参加させていただき、Nice Fallというゲームを作りました。一つはLudum dare48、長い歴史のあるゲームジャムで、多分もっとも有名なジャムではないでしょうか。今回のテーマは『Deeper and deeper』。

もう一つはUnity1Week、かなり高頻度で参加させていただいているジャムで、日本のUnityユーザーに広く愛されておりゲームエンジンを限定している故か、暖かいコミュニティが形成されているジャムです。今回のテーマは『2』。

今回作ったゲームは、井戸の底まで落下し続けるレースで2画面2人プレイとして、おそらく両方のテーマを回収できたと思います。

Nice Fallは横視点の単純なゲームであり、パッと見た感じや操作した感じはどこかで見たことあるような感じで手抜きに見えるかもしれません。そのどこかで見たその元となったゲームについては大いに参考にしましたが、一応今回のゲームの目的に対して私自身の視点でいろいろ調整をしました。どんだけ頑張ったかを語るのはちょっと野暮ですが、かっこ悪いけど語ります。

ゲームのルールへのこだわり

まず、ゲームのルールです。落下という現象は加速度を生みます。発生する速度は基本的にはコントロール不能に近いのではないでしょうか。勝手に加速度が発生するという事は、レースゲームにおけるアクセルボタンを不要とします。より、シンプルな操作を実現する都合のいい競争ルールです。多くのレースゲームは壁にぶつかると減速し、再加速まで大きな時間を要しますが、落下の場合、もう一度落ちれば再加速が可能。スピード感と親しみやすさを両立させることができます。

レベルデザインへのこだわり

次にレベルデザイン。後れをとったプレイヤをサポートするシステムは時に嫌われ、時に愛されます。とあるレースゲームでは、順位が低いと加速度強化をしたり、前方のプレイヤを激しく攻撃するギミックが発生します。これらのギミックは時にやりすぎを発生させてしまい、マリオカートの青甲羅は、順位の交換を絶対的なものにまでしてしまいます。プレイヤにとってより納得しやすく、より自然に、なおかつ有利になっても頑張りが必要なデザインが必要です。

上記を実現するために多種のギミックを用意しました。今回のゲームに代表的なものとして崩れるブロックがあります。最初に到達したプレイヤはこのブロックに到達すると重力加速をいったん止められます。崩れるまで待つか、別の道を探して再加速が必要になります。遅れてきたプレイヤがそこに到達するときにはそこにブロックはありません。ノンストップで下降でき、大きな逆転のチャンスをつかむことができます。一方先行したプレイヤもできるだけブロックを崩さず落下すれば後方のプレイヤに差を広げることができるかもしれません。

棘も逆転を可能にするオブジェクトです。プレイヤに刺さると消えてなくなるため、先行プレイヤがヒットすると後方プレイヤは進行が楽になります。当たった時のピヨピヨもロスが大きいのでレースが拮抗していると緊張感を生みます。

そのほか、落ちる岩石などを用意し、先行プレイヤを直接攻撃できるものも用意しました。ただし、岩石自体は落下ではなく転がって落ちるのでプレイヤの落下より遅いため、仕掛けた自分に当たる可能性があります。プレイヤにスキルを要求するギミックでもあります。

また、追い越す瞬間に他のプレイヤを踏むことで、動きを止めることができるようにしました。落下を競うゲームにおいて本来高い位置にいるほうが不利なのですが、ここも逆転の要素です。

動く床、ジャンプを要求する壁などは、プレイヤのスキルを要求するものになります。ここでスーパープレイを決めてもほんのわずかしかアドバンテージは見込めません。しかし、確実にそのアドバンテージは存在します。上級者がよりハイレベルのプレイをする仕掛けとなっています。

キャラクタの動き

キャラクタを動かすという事はアクションゲームにとって、最大限に重要な要素です。3Dゲームの場合『プレイできない』事態まで発生することがあるのですが、2Dゲームの場合は、一応何とかプレイできるところまで収まりやすいと思います。その一方でプレイヤからの要求が厳しく、プレイできるという程度では満足してもらえません。レベルデザインの良さやストーリの良さなんて、動きの悪さのせいでぶっ飛ばされることだってあります。

今回のゲームでは、まず横移動にこだわりました。過去に作ったNice Discでは熟練のスポーツ選手が狭いリングできびきび動くことを想定したため、ボタンを押したら最高速度、離したら完全に止まる、というロボティックな動きになりました。正直工夫がなく作る上で楽です。Nice Fallではやや動物的な動きが欲しいけど、アンフェアに感じない動きを目指しました。動き出しは0.2秒程度加速時間が発生します。そこから最高速度に達し、キーを離すと減速し0.2秒後に止まります。正直ゲームに影響しないレベルの短い時間ですが触り心地にほんのわずかな違いが生まれました。おそらく加速減速はプレイヤは気づかないと思います。勝負に影響もほとんどしないはずです。ただ動きに柔らかさが生まれたと私は思っています。

そしてジャンプ。下降するゲームなのでジャンプをする機会は少ないです。しかし、必要以上に高いジャンプをするとタイムロスにつながるという事がこのゲームの要求するスキル性にマッチするため、やや高めのジャンプを用意しました。そして押している長さで高さを調整する感じです(大体のUnityチュートリアルはそうなっていますね)。今回のジャンプでは離した瞬間、0.05秒ほどゆっくり上昇し、その後加速度的に落下するようにしました。最高地点で一瞬止まるような感覚を覚えるかと思います。ジャンプを必要とするプラットフォームで他のプレイヤと空中で位置取り合戦を楽しんでもらうためこのような動きを採用しました。

あと、完全に不要なのですがプラットフォームからの落下開始から0.1秒間だけ空中でジャンプ可能にしました。よく言うコヨーテジャンプです。このゲームへの将来性の為実装しましたが、このゲーム内で役に立つ瞬間はありません。勝負抜きで試してみていただけると幸いです。

CPU戦の調整

PvPが基本のゲームですが、どんな時でも楽しめる必要があるためCPU戦を用意しました。Unityのナビメッシュのようなものを実装してしまうとプレイヤは絶対勝てません。目の前のギミックに行き当たりばったりで対応するような挙動であるべきであり、時々トラップに引っかかる必要があります。実はNice DiscのCPUがディスクをかわすのとほとんど同じ仕掛けです。ここはあまり語りたくないですが、おそらく十分楽しめる出来になっていると思います。

後回しにした部分もたくさんあります

2Dゲームを作る際に、ジャンプの高さ調整や移動速度、移動加速度、落下スピード、当たり判定の大きさなど、これらの当たり前の作業がすべてを決めてしまいます。よく神は詳細に宿るという言葉があり、それを意識した素晴らしい作品をたくさん存在しますが、2Dゲーのキャラ移動においては、神も宿っているようですが、悪魔も詳細に宿っているようです。こいつらを徹底的に排除しなければなりません。それも、そのゲームの目的であったり、キャラクタの性質によって違うものを要求されるので、新しいゲームを作るたびにここには時間をかける必要があります。いいゲームを作る以前に、ゲームを壊してしまう恐れがあるためです。

そうすると、残念ながら音や絵については、どれだけ時間をかけないかを目指してしまいます。こだわったところで私自身の実力値もあるので、こだわりが結果に結びづらくなるため後回しになりがちです。この辺は直感でやっています。ただ、直感でやった故、愛おしく感じる部分もあります。

やりたいことを精一杯やる事、これが何よりも大事なら、まあこれでいいのかな。

ただ、いつの日か絵のこだわりを人に語れるようになりたいですね。

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Nice Gear Games

ゲーム作ってみてよかったよ

あんまり、ゲーム作成関連のことを書くブログにこんなこと書いてもいいものなのかと思うが、自分自身に『なんで、あんたゲーム作ってんの?』て投げかけた時に避けられなかったので、あえて書く。

私の本職は、苦情処理です。学生卒業以来、15年以上このお仕事です。本来化学系ではありますが、エンジニアになるべく卒業をし、なんやかんやでその仕事に割り当てられ、抜けられなくなっています。最初の2年3年くらいは荒れました。荒れた理由は察してもらえるかもしれませんが、ちょっと一般的には聞こえはよくないですね。親にもバカにされましたよ。

一般的に仕事を覚えるという事で、仕事は楽にもなるものですが、私は心の処理の仕方を学び仕事を楽にしようとしました。『お客さん怒ってるけど、悪いのは会社だし』とか『すんげえ怒ってるけど、殺されるわけじゃないし』とか。その部門の先輩たちからのアドバイスでそこに至ったわけです。

なんやかんやで同じく苦情処理をやっていた9年目か10年目くらいに、いつもと変わらないのに、いつもと同じように心の処理ができなくなりました。『あれ、おかしいぞ。客の声が耳に残るぞ。』まるで会社ではなく自分が怒られているみたいな。

理由は様々ですが単なる愚痴なので割愛(同業の人と話すと盛り上がる)。まあ、長い年月この環境にさらされすぎたのかも。よく考えたらアドバイスくれた先輩連中は、4年5年で部署移動していたし。新卒から苦情処理だったのは、私がその会社で初だったので行き場がなかったのでしょうね。会社を変えてもずっとこのお仕事。

そんな時は、ふとしたことで強引に幸せを求めてしまい、それが届かないと涙があふれそうになります。例えば、すんごい怒られた後、コンビニの肉まんに助けを求めたら『温め中』だったりとか、チョコボールで銀のエンゼルじゃなかったりとか、そんな当たり前のことで感情がブルブル来るようになってました。

私は、Renkotsubanと出会い、仕事以外の自分を見つめることができました。つらいこと、悲しいことをシェアすることができました。ただ、私には何か心に壁があり自分の外につらさや心の葛藤を部分的にしか出すことができていなかったと思います。それは古来よりある『男子たるもの、どうあるべきか』的な教育の賜物ですね。

心のつらさを育てているその間、Renkotsubanに紹介され、今や共通の趣味となっているゲームに私は大変救われました。私にとってはゲームとは小学1年の時にスーパーマリオと一緒に買ってもらったファミコンから始まり、くにおくんシリーズにつながって、小学高学年で勉学の為すべて捨てられる、というどこの家庭でも起こっただろう現象が発生し、中学時代は金持ちの友人からゲームギアを売ってもらい親に隠れてプレイしていたという程度のものでした。そのためギアという言葉に強い思い入れがあります。

(一応ゲームボーイも持ってました。カラーじゃない奴。でっかい灰色の奴ですよ。逆に親からライトボーイなる残念なオプションパーツを買い与えられました。それなりに気を使われていました。)

ゲームは仕事帰りの脳死状態の自分に容赦なく襲い掛かりますが、はまってしまうと疲れていることを忘れてしまいます。とにかくはまりました。Renkotsubanの紹介されたものをとにかくやりました。日本語版が出る前のインディーなんかもたくさん紹介され、やりまくりました。スーパーファミコン時代の名作もいっぱいね。

そんな中、自分自身でゲームを作ってみたい。じぶんのつくったものでRenkotsubanと一緒に笑いたい、と思うようになりました。私のゲームを作る目的のうち、かっこいいほうの理由はこれです。

でも心のどこかに、この俺を苦情処理にしやがって、抜けられなくなっちまったじゃないかという恨みがあり、私だって何か作れるんだということを証明したいという気持ちがあります。30%くらいかな。

Unityが無料で始められるんで、チュートリアル遊んで、そいつを改造してと、ここまでは新しいゲームを遊ぶのとそんなに変わりませんでした。どうせなら何か挑戦しようということでUnity1Weekに参加することにしたのですが、これが自分にとって大変なことになってしまいました。

ド素人ながらプログラミング~♪ とか、やってると突然涙があふれてきてしまったんです。モノづくり業界から長年端っこに追いやられてきた自分が、今自分の為とは言え、モノを作っている。作りたいものを作っている。妄想したことを作品として形にできる。1週間後には誰かに見てもらえる。楽しすぎる。生きている活力があふれてきました。

そして、秋葉原でもくもく会があり(一回目の緊急事態宣言のちょっと前)、そこでベテラン開発者様からやさしい言葉をかけていただいたり、ゲームページでやさしいコメントを残していただいたり。

私は前より自分に自信を持つことができました。綺麗な絵を見ると綺麗といえるようになりました。好きな音楽もありましたが新しいものにも挑戦できるようになりました。世界をもっと見たいと思うようになりました。そしてつらい時、Renkotsubanの前で泣けるようになりました。

正直、仕事のつらさとかは、別に仕事を変えたわけではないのでそのままです。でもそれはどんなお仕事でも同じですよね。みんな苦しい。強引にやさしさを求めるなんてこともいまだにしてしまうこともあります(先日のU1Wの結果発表あたりは、ちょっと精神的につらい時でした)。

でも、私にはゲーム作りがある。一緒に笑ってくれるRenkotsubanがいる。作ったゲームを発表する場があり、私のことを覚えてくれる人たちがいる。

幸せであることを忘れてしまいがちですが、私は幸せです。それに気づいたのが去年、39歳です。私のゲームを捨てた親の年齢にまあそれなりに近いです。変なめぐりあわせだな。きっとこれからの人生も面白いことおこるんだろうな。

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Choju Yokai Giga

キーボード上におけるアクションボタン

前回、方向キーにおいてNice Gear Gamesは、WASDを選択する理由などを書かせていただいた。キーの割り当ては、開発者の自由として与えられているものであり、これが絶対的な正解ではない。ただ、ユーザー間において根付いた常識があるので、それに従うのがフレンドリーだし、ゲーム説明が楽になる。この常識と戦うなら、インディーゲーム開発者間で何かしらのグループを作り、キー配列の規格化、標準化を推進するなど、大掛かりなアクションが必要になるでしょう。私にはまだ無理な話なので、自分なりの意見で決定を行う。

選択しているWASDであるが、厄介な常識がある。アクションボタンはマウスクリックになり、それ以外の設定ファンクションを左手側の、数字キーまたはQ、Eなど近隣のキーを使用するとが当たり前となっており、常に左手が忙しい。3D空間のゲームプレイを想定されているのでしょう。緻密なマウス操作で十分右手は忙しいからしょうがないのかもしれません。これが、2Dゲームになると、コントローラ操作とキーボード操作の大きな違いとなって現れてしまう。

矢印キーのゲームは、Z、X、Cキーなどを割り当てる常識があり、レトロゲームは矢印キーを選択されるのは、確かに理解できる。マウスは関係ないという強い意志なのかもしれない。WASDでもそれに相当した常識的キーが必要と思う。

ちなみに、WASDではジャンプアクションをスペースバーを使うことが多い。これは正直大賛成。Wボタンは中指で押すことが多いが、人差し指や親指と違い、単独で動くことがそれほど快適ではなく、ジャンプしなければならない状況に対し、反射神経では動かない。親指で力強くジャンプ指令を出せるのでこのキー配置は納得。鳥獣妖怪戯画もそれは採用。

問題はその他のアクション。おもに攻撃など。近代のコントローラは、ABXYと四種類(プレステは〇✖△□)をフル活用する設計だが、マウスは通常ライト、レフトの2ボタン、その他のボタンはマクロ設定でしょう。操作が追い付かない。マウスが固定されていないことも難点だし、トラックボールの使用者も快適には使用できないでしょう。

今回鳥獣妖怪戯画ではそのアクションボタンを、逆に矢印キーを採用した。WASDによる方向キー設定の為、不要になったからである。

ただ、このキー配列は一般的ではない。誤解を招く可能性を十分に秘めており、なおかつラップトップ型PCでは、矢印キーはほかのキーより小さく設計されていることが多く、アクションボタンのような『力強さ』を要求されるプレイには、このキーサイズは不都合。考える余地がある。

Unity1Weekでゲームプレイさせていただいたゲームの中に、J、K、Lを採用している方が何名か見受けられた。ご存じJキーには指位置確認用の突起がついている。長年使っているキーボードではJキーやkキーがすり減っている方が多いのではないでしょうか。個人的にこの設定は今、最も正解に近いのではないかと思う。実は鳥獣妖怪戯画でもJKLキーで操作可能。私の開発用ラップトップは矢印キーが小さいので、JKLで操作できるようになっている。一般的ではないという理由からチュートリアルでも、Itch.ioの説明文にもJKLについては触れておらず、現時点でNice Gear Gamesのスタンダードとはしていない。

私が個人的に思う現時点での、2Dプラットフォーマの快適仕様は、方向キーはWASD、ジャンプはスペースバー、その他のアクションはJKLではないかと考える。

添付のビデオは、JKLで操作した鳥獣妖怪戯画です。敵の動きはまだ改良のよりありとは思いますが、背景を東北のお祭りで仕上げました。見てやってください。

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Nice Disc

WASDと矢印キー

プレイヤーコントロールにおけるキーボードレイアウトは、快適さを決める重要な要素であるにもかかわらず、好みも分かれており、ある程度の常識化が進んでも流派が存在し、現時点でおそらく正解はないと思う。これから下記の考察は、個人的な意見であり何も検証もしておらず証明するデータも持ち合わせていない。ゲーム作りの段階でそのデータがない状況ながら決定を下し、プロジェクトを進行しなくてはいけない事情を理解したうえで、意見の違いは受け入れてほしい。

2Dプラットフォーム、3Dアクション、RPG、ほとんどのゲームにおいて広い平原をプレイヤーが移動する必要があり、それがゲームの楽しみの大部分を占めている。この操作を決めるのはファミコン以降で十字キーと呼ばれたり、アーケードではジョイスティックが活躍し、アナログスティックやDpadが現在の家庭用の主流でしょう。今回はそのコントロールをキーボードで行う際のレイアウトを考える。

キーボードは、ゲームコントローラと違い、様々な機能に対応するためボタンが多く、ゲームで全部のキーを使うことはほとんどない。そのうえ、マウスという自由度の高いツールが用意されている。その中でプレイヤの移動は、WASDと矢印キーの二大派閥あり、それぞれのユーザーはもう片方のゲームを『コントロールしづらい』と評価しがちであるが、それぞれに利点があり不利な点もあると思う。

矢印キーは、キーボード上で割り当てられている機能にたいし、非常に素直である。要は、上ボタンを押せば上に移動する。普段PCゲームをやらない人にとって、受け入れやすい。WASDではそうはいかない。Wが上というのは、ある程度ゲームに慣れている人しか通じない。さらに矢印キーは、キーボードの他のキーから離れている場合が多く、誤操作を防止できる魅力があると思う。

逆にWASDは、左手で操作ができ、PCゲームの最大の特徴であるマウスの使用に右手を自然に使える。矢印キーでも左手で使えばいいのだが、キーボードのセンター位置と体の位置からすると違和感を感じる。ノートPCでプレイされる方には大きい問題になりえる。ほかのボタンと近いことは利点として働く場合もあり、RPGなどでは、数字キーなどにポーションや魔法アクションを仕込んで、キャラ移動のついでに操作ができる。

ゲームの種類やそのゲームの特徴で許容できたりどうしても必要な利点だったりするのでしょう。

不利な点は、相手側の利点をひっくり返せば、そのまま不利な点になるのだが、一つ書きそびれていることがある。WASDは左手で押せることを利点として書いたが、矢印キーを逆に右手で押したとき、これは家庭用コンソール用のコントローラと配置が真逆になる。サイドスクロールや横シューティングのようなレトロよりのゲームをプレイする場合には、マウス不要になるため、WASDでも矢印キーでも行けるはずなのだが、これが問題になると個人的に思う。

サイドスクロールの作者は、コントロールでもキーボードでも両方でゲームを楽しんでもらいたいと思っている方が多いのではないだろうか。私も、鳥獣妖怪戯画ではそれをベースにゲームを設計している。ステージ2まで進めて、そこから先はコントローラーでやりたいというプレイヤーがいるとすると触り心地が変わってしまう。基本的に不可能ではあるが、キーボードをよりコントローラに近い形で使用してもらうためにはWASDのほうが優れいてるのではないかという結論に至った。

ではなぜ、コントローラにおいてキャラ移動が左側にあるのか。完全に推察の域でしかないが、サイドスクロールのゲームが右側に進むことが、左側にキャラ移動キーがあることを自然にしている気がする。

左側にキーがある状態でキャラを右側に移動する行為は、キャラを自分の体の中心側へ移動している感覚になり、コントロール下に置いている感じがする。ボールを足の内側でけるほうが私のような初心者はボールを扱いやすい。外側でけるにはちょっと練習が必要な感じがして、サイドスクロールで左側に進むとその感覚の弱いバージョンが自分を襲ってくる。

同様に右側の矢印キーで右に進むサイドスクロールをプレイすると同様にその感覚が生まれ、シューティングゲームではやや逃げ腰プレイになる。

体の中心に向けてキャラを移動させるということが肝なのではないか、と仮説を立ててみた。

『キャラクタが向いている方向はプレイヤーの体の中心であるほうがコントロールしやすいのではないか』

実際、矢印キーアクションゲームの名作、洞窟物語は、いきなり左向き移動から始まる。ぐるっと回って右移動してコントロールになれる感じ。

私の周りだけかもしれないが、ストⅡがスーパーファミコンで出たばかりのころ、左に立つと竜巻旋風脚はできるが、右側に立つと波動拳ができない人が多数いた(アクションボタン以外は同じコマンド)。

右側にプレイヤーがたち、左側に攻撃を仕掛ける初期FFは、十字キーは上下の使用が中心で攻撃の選択が方向を決めており、それは右手のA,Bが最終決定である。

いずれも慣れでカバーできるものだと思う。最終的にはそんなに重要ではない。ただ、初見でどう思うかはゲームがあふれている現代では大事であり無視できない。

というわけで今回、Unity1weekでは、左手でWASDを操作するプレイヤ1とおそらく右手で矢印キーを操作するプレイヤ2を戦うゲームを実験的に作った。Nice Discというゲームで、スクショを貼っております(いきなり敬語。宣伝なので)。アクションボタンを完全に排除し、左右移動のみでゲームを展開させるため、検証するには十分であろうと思う。

試しにWASDを右手で操作してみたり、利き手を意識してみたりすれば今後のゲームレイアウトに新しいヒントが見つかるかもしれない。

今度は、キーボード上のアクションボタンの配置について考えたい。それはまた今度。

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Choju Yokai Giga Snow Fight

バグテストとゲームジャム

今週はゲームジャムの参加により、ゲーム作りで多忙に過ごしました。まだ、参加予定のゲームジャムにおいて公開日に至っていないのでゲームスクリーンは現時点では伏せます。

その間、鳥獣妖怪戯画のバグテストも合わせて行っています。バグテストに加えて、Dpad操作の追加、攻撃ボタンの再配置、混乱を招く表現の修正などマイナーチェンジを行っています。近いうち公開できる見込みです。

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Choju Yokai Giga Nice Gear Games

ゲームはやっぱり面白い

Steam Game Festivalが終わってしまいました。恐ろしく楽しいイベントで、とにかく遊びまくりました。遊んで、議論して、感想付ける、この一連の流れが最高でした。

これらはSteamで販売を目的としているゲームであり、すでにゲームニュースサイトをにぎわすものも多く、購入なしでここまでハイレベルなゲームをプレイできるイベントは、なかなかないと思います。購入なしといっても、ウィッシュリストに入れまくったので、いずれ購入することになるかもしれませんが。

その中でも非常に良質なdeck構築型のカードゲームが数点あり、このジャンルのパワーを感じました。ただ、タクティクス系のゲームとの組み合せを、このお祭り前にもちょっとプレイしたことがあるのですが、ちょっとリズムが悪くなる印象があって、まだまだ改良の余地があるように感じます。やはり、今のところのベストなデジタルゲームでのdeck構築は、ターンベースのRPGなのかな。デジタルではないdeck構築ゲームの始祖(だと思う)のDominionは、お金を稼いで施設や職人を購入するゲームだから、タワーディフェンスとかも合うのかもしれませんね。いろんなアイデアを自分でも出していきたいし、いろんな人のゲームをプレイしたいです。

またタワーディフェンスやシンプルなRTSもこのお祭りの中でプレイできたのはとても喜ばしいことでした。正直この辺のジャンルは携帯ゲームに土俵をうつして、PCゲームでプレイするチャンスはもう少ないのかなと思ってました。これらのゲームは大きいスクリーンでやると迫力あるし、戦力も考えやすいので大歓迎です。後半の処理も重くなりやすいですし。

そのほかにもドット絵やローポリもいっぱいあって、私好みのゲームがいっぱいでした。そして、そのスタイルも健在であることがわかり一安心。ドット絵にブラウン管フィルタを付ける方が多く、これは最近のはやりでしょうか。リアルを追求したドット絵なら効果的ですね。ドットの独特なかわいさを出したいなら別になくてもいいのかな。

ツイッターでやったゲームの感想を書いたりしたのですが、将来購入する可能性がある状況につき、ちょっと厳しめ、辛口な言い回しになってしまいます。Steamにて販売までこぎつけた方々なので、私のような小物の意見で揺さぶられることはないでしょうから、まあ大丈夫でしょう。

その間、私自身もゲーム作りは継続しています。鳥獣妖怪戯画のラスボスステージづくりです。音楽作成、レベルデザイン、ボスの動きの調整など、ちょっと重めの作業をしました。2月の後半はゲームジャムに2つほど参加する予定なので鳥獣妖怪戯画の作成をちょっとお休みします。そのゲームジャムでは今回のお祭りや鳥獣妖怪戯画の作成で学んだことを生かせるよう頑張ります。

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Choju Yokai Giga

最後のボスはぬらりひょんでいいのか

妖怪もののゲームや物語でぬらりひょんという妖怪は、結構な頻度で登場しそれなりにボスとして描かれることがあります。これを最後のボスとして描くのはありきたりな選択となってしまっています。ストーリとしてボスとなることはあり得るのですが、実際何ができる妖怪なのでしょう。強いとか弱いとかそういう軸で測ることができる妖怪ではないので、ゲームのラスボス向きではないのかもしれません。

Beat’em upとかベルトスクロールアクションなどの格闘を中心としたゲームも、最後のボスが、ん?ってなることが多かったと思います。よくあるのは何かしらの苦渋をなめた一般人(プレイヤ)が、大組織にこぶし一つで乗り込み殴り倒すというゲームが多かったのですが、最後のボスが組織のトップ、場合によってはご老体の黒幕だったりします。

ずっとこぶしで語り合ってきた敵たちですが、最後のボスはこぶしを振りかざすタイプではない、恐ろしさや強さを別の方法で表現してきたろくでもない奴らです。銃火器を使用することでボスとしての体面を保つ感じだったり、QTEになったりして難易度をあげたりされることもありますが、逆にこれをやられると『なんで今までこれをやらなかったの?』となります。ただ、平和を求めるプレイヤは最後に殴る相手は組織の黒幕でありたいので受け入れなければなりません。

ぬらりひょんは、どっちかといえばそれらのボスとかと同じ性質のものと思います。人の心に取り入ったり、人の闇に触れたりととても危険な妖怪なのですがアクションゲームで表現するのは難しいです。

鳥獣妖怪戯画のぬらりひょんは、プレイヤと類似のスキルを持たせることにしました。ぬらりひょんがやった大事件を、プレイヤが同じ方法を使ってぬらりひょんを追いかけるので一応説明がつきます。場合によってはほかのボスより弱くなるかもしれません。調整によってプレイヤにある程度のスーパープレイを披露する場をボス戦でご用意したいと思います。

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Choju Yokai Giga

キャラクタアクションへのこだわり

横スクロールアクションゲームは、アクションゲームの中で古くから愛され、なじみ深く、今もなお新しいゲームが生まれ続けているジャンルです。私の作成中の鳥獣妖怪戯画もそういったジャンルのゲームなのですが、先人たちの知恵に学ぶことも多く、再現を試みたりプレイし続けたりするだけでも大変勉強になります。

横向きアクションにおいてここ最近の最大の衝撃は、Celesteをあげる人も多いと思います。新しいギミックというよりは、操作性やレベルデザインが究極まで高められており、鳥獣妖怪戯画を作っている間も同じステージを何回もプレイしたりしました。(クリアしていない。)

今回の私のゲームはダブルジャンプやウォールジャンプを採用しなかったので、その辺の部分は割愛して、有名なコヨーテジャンプやジャンプ中の重力の感じ方とかを参考しようとしました。

参考するというのは、コヨーテジャンプを自分のゲームに組み込むとか再現するとかそういうことではなくて、自分のゲームに合った物理挙動とプレイヤへのサポートの心を参考にしようとしました。

鳥獣妖怪戯画は、プレイヤが直接の攻撃手段を持たず、敵の攻撃をかわすだけというシチュエーションが多く発生します。プレイヤは2Dで重力が発生する挙動、敵は重力無視の挙動(横シューティングゲームの挙動)をするため、攻撃をかわすという場面では不利になります。

プレイヤが『ここに行きたい』という気持ちを、どれだけゲーム内で再現してあげられるかということを追求しました。

通常この手のゲームでは、足場から落下するとさらに下の地面に達するまでジャンプすることができません(普通の人間のように)。今回このゲームでは足場からの落下に限り、空中でジャンプできるようにしました。(動画の14秒のあたり)

攻撃をかわす際に落下してよけるという機能は絶対的に重要です。しかし、その下に新たな敵がいた場合、プレイヤに物理的な力を加えることができず泣き寝入りになります。プレイヤにとって注意が及びずらい場面なので、落下動作に訂正をくわえることができれば、ダメージを受けずにすむでしょう。物理挙動の世界の中で生きている私たちにとっては気持ち悪い動きですが、ゲームクリアには役に立つと思います。

もう一つ、ジャンプしてギリギリ足場に届かずプレイヤーが落下してしまうということがこの手のゲームでよくあり、それが面白いところなのですが、今回のゲームではそこにサポートを加えることにしました。

横移動しながらジャンプをすると、キャラクタがしっかり足場の上にいなくても、キャラクタの膝くらいで足場に到着することができます。プレイヤが『いけるかな、無理かな』と悩むような足場には、たいてい乗り移ることができます。(動画の28秒のあたり)

これも敵の攻撃をかわすには重要で、このサポートが発生した際には1~2ピクセルくらい上方に瞬間移動したような感じになってしまいますが、より確実にプレイヤを安全地帯へ移動させることができます。

字を読んだだけではわかりづらいでしょう。Celesteのコヨーテジャンプなどがキャラクタの動作の初動をサポートするものなら、今回のサポートは動作の終了をサポートするものとして試してみました。もしかしたらプレイした際に気持ち悪さを感じるかもしれません。このゲームの悪いところとして指摘される部分の可能性もあります。ただ、試してみた価値はあったと思います。

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Nice Ninja

みんなでゲームを遊びたい

私が小学生の終わりか中学生に上がったばかりのころ、とある友達に『新しいゲームを買ったから遊びに来い』といわれてその友達の家に行ったことがあります。お互い違う部活をたしなみ、遊ぶ機会が減っていた友人で正直びっくりしたのですが、久しぶりにそいつの家で遊ぶということがとてもうれしかった記憶があります。そいつが買ったゲームは聖剣伝説2でした。あのゲームボーイのアクションRPGが協力プレイになって最高に面白そうでした。そいつはひとしきりそのゲームが協力プレイであることを説明した後、一人でそのゲームを始めました(すでに協力プレイ可能状態をアンロック)。

私『え?君、わざわざ僕を呼んだよね』

やつ『うん、新しいゲーム買ったからね』

私『協力プレイなんだよね?そのゲーム』

やつ『RPGは一人でじっくり楽しみたいよね』

そういえば、こいつはDQ3を最初から最後まで私の目の前でほとんどしゃべらず、黙々とクリアした猛者だった。桃鉄も一人でやってた気がする(私がやつの家でジャンプを読み漁っていたのが原因)。過去に熱血行進曲でボコボコにしたのも悪かったのかもしれん。

きっと私が悪いのでしょうが、いい思い出です。

さて、ローカルマルチプレイは異常なほど楽しいです。これはゲーム作成者がゲームに組み込んだ以上の興奮を、友人や家族と作り出すことができるからなのかも知れません。今はオンライン全盛時代である上に、コロナの影響もありローカルでのマルチプレイにこだわる必要はないのかもしれませんが、あの興奮は忘れられません。

Unity1weekが年末にあり、私たちナイスギアゲームズは二人ですべてのゲームをプレイしました。ゲーム作りの勉強という意識は置いておいて、ただ単純に楽しかった。二人でゲームを共有するのが楽しかった。ゲームをプレイすることが楽しかった。ゲームは楽しいものだろ、当たり前だろ、それでも何度でも楽しかったといいたいほど楽しかった。ゲーム作りの理論や反省を見出すことも大事なのでしょうが、楽しすぎるお祭りでした。生き返った感じ。

家族と一緒にゲームをプレイするという感覚を改めてかみしめ、このかけがえのない時間をU1Wにゲームを提供してくれた方々に恩返しをしたい気持ちです。私のような弱小ゲーム作成者がゲームを作ったって恩返しにはならないかもしれませんが、せめて自分があの幸せの時間をどう感じたかをゲームで表現したいと思いました。

というわけで、ローカルマルチプレイ。

UnityRoomさんにゲームを乗せさせていただくのでゲームはブラウザゲーム。そうするとどうしてもコントローラではなくキーボードマウスでゲームを表現するほうが喜ばれます。よくあるパターンでは、一つのキーボードのキー割り当てで左半分をプレイヤ1、右半分をプレイヤ2とすることが多いようです。すごく楽しいゲームがすでにUnityRoom内にもあるのですが、それとちょっと趣向を変えたいと思います。

キーボードvsマウスという形式にして、お互い違うルールのもとで戦うゲームです。家族間でゲームをするときには、ゲームが得意な人と不得意な人がいると思うのでそのほうが都合がいいということ、ゲームをする場所がキーボードシェアより広く取れること、役割チェンジの時に席替えをする必要があるのですがそれが遊びの中のコミュニケーションになることを狙っています。

家族で笑ってもらえるゲームと思っていただけたらすごくうれしいですが、スキルの問題でそのレベルに達しないかもしれません。誰かの新しいアイデアの助けになればそれもうれしいですがそうなるとは限りません。ただ、私はゲームを作るんだ、楽しかったということを全力で伝えるんだという気持ちで現在このゲームの作成を行っています。

ゲーム作りで孤独を感じることがあるでしょう。コロナで今までのようにコミュニケーションをとれずつらいシチュエーションもあるでしょう(ゲーム作りに限らず)。この社会の状態は歴史の教科書に載る事態なのかもしれません。それはつらく悲しい歴史なのかもしれません。でも、そんな中で新しい楽しみ方を全力で作っている方がたくさんいて私もその一人でありたいです(実際に面白いかなんてどうでもいい、楽しみ方を作ることにトライしていたい)。そうすればきっと、歴史の教科書には乗らないでしょうが『あの時代、全力でみんなで笑って暮らそうとしていた』ことがどこか誰かの記憶に残るでしょう。というかそうだったらいいな。